革細工

革細工をさせるには色々な道具が必要だと思って、一昨年(09年)は、打ち金具等しっかりと他校から借りて来てやったのですが、模様打ちだけではなんだか自分がやるのも面白くなくてどうしようかと思っていましたら、知人の画材屋さんが、とても良い見本を作ってくれました。その後色々な革製品を置いているお店等に行ってみると、これはかなり安上がりで、造形的にも面白くなおかつみんなが楽しめる材料ではないかなあと思いました。その1つの方法が、身近な物を立体的に作ること 2つ目が線材を編み込むことです。 編むことは、「図工美術OKAYAMA」のブログで紙の編み込み実践を紹介されていますが、これを革でやってみたらまた別の物、例えばペンダントやブローチなどでユニークなデザインが生まれてくるのではないかという予感があります。その辺はまたぽちぽちと生徒たちと一緒に模索していきたいと思います。またこれは高い工具もさほど必要でないので良いのではと思っています。しかし、3年生の授業作品に載せていますが、切り方に難があり、出来上がりが惜しい作品が多くなったので、切る道具は丸刀など彫刻刀の切れ味の良い物を準備しておかなくてはと思いました。指導方法の検討が必要です。

親しい画材屋「画舗」さん提供のオリジナル見本

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動物造形物の資料はウェブ上で「シルエット画像」で検索すればいくらでも出て来ますので、それを貼付けて資料にすればデザインが考えやすいと思います。また実際の立体の動物をつくった見本と展開図はクラフト社 のHPカタログで見ることができます。

見本  犬

次の画像は知人が鞄屋さんで購入されたものを撮影させていただいたものです。流石プロの技。ここまでは道具も技術もないのでできないとは思いますが私自身これを参考に作ってみようと思います。近いものでもできれば楽しいかな(^-^)

大ヒット「マジック3本編み」

また【動画で学ぶ】レザークラフト作り方講座をみれば編み込みが簡単にできてしまいます。これはかなりの人気だと思います。ここには他にも様々な組み方編み方や彫刻刀を良く切れるようにする研ぎ方の動画など勉強になる様々な動画があります。

ペーパークラフト実験中

お面を作る

これらのお面は別の学校の高校生に作ってもらったものです。

まだ研究中なのですが、なかなか面白いとは思いませんか

きもいという意見も有ります。が創造の原点はそんなもんです。

(笑)